演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

術前化学療法後pCRが得られた症例の臨床病理学的因子の検討

演題番号 : P4-3

[筆頭演者]
大塚 弘子:1 
[共同演者]
中川 志乃:1、赤司 桃子:1、井上 有香:1、唐 宇飛:2、藤井 輝彦:2,3、白水 和雄:2

1:国立病院機構 九州医療センター 乳腺センター、2:久留米大学 外科学講座、3:久留米大学 集学治療センター

 

今回、我々は今までの術前化学療法症例を振り返ることによって、今後の術前化学療法の効果予測に寄与する因子がないか検討した。対象は、当院において乳腺外科がセンター化し独立した、2006年4月から2012年12月までの55名(うち両側乳癌2名)57乳房について行われた術前化学療法について、サブタイプ別にレジメンや臨床効果などについて検討した。内訳はLuminal A typeが34乳房、Luminal B typeが9乳房、HER2陽性 typeが6乳房、Triple negative typeが8乳房であった。使用されたレジメンはFECのみが8例、FEC followed by DOCが44例、TCが2例、ETが1例、DOC+Trastuzumab(DH)が2例であった。効果はCRが6例(FEC followed by DOC:5, DH:1) 、PRが33例(FEC followed by DOC:26, FEC:3, TC:1, DH:1)、SDが15例(FEC followed by DOC:10, FEC only:2, DH:1, ET:1, TC:1)、PDが3例(FEC followed by DOC:3)であった。またpCRが得られた症例はluminal Aが3乳房、luminal Bが2乳房、Triple negativeが1乳房であった。5名は再発なく生存されているが、Luminal Aの1例では術後5ヶ月で脳転移を来たし、術後9ヶ月で永眠された。この6例とその他について臨床病理学的因子を比較検討し報告する。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:化学療法

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