演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

右頚部腫瘤で発見された原発不明悪性黒色腫の1例

演題番号 : P35-4

[筆頭演者]
常光 洋輔:1 
[共同演者]
野々下 崇:1、磯田 健太:1、北田 浩二:1、濱野 亮輔:1、西江 学:1、徳永 尚之:1、高橋 健司:1、宮宗 秀明:1、大塚 真哉:1、三好 和也:1、稲垣 優:1、岩川 和秀:1、岩垣 博巳:1

1:福山医療センター 外科

 

悪性黒色腫は悪性度の高い皮膚腫瘍の一つであるが、稀に自然退縮することも知られており、時に原発巣不明で転移巣の出現で初めて発見されることもある。今回我々は、右頚部リンパ節転移で発見された原発不明悪性黒色腫の1例を経験したので報告する。症例は80歳男性。2007年頃に右頚部腫瘤に気付き、2008年4月増大傾向あるため近医受診。細胞診にて悪性黒色腫疑われ、同月当科紹介。CTにて右頚部に約3.6cm大のリンパ節腫大を認めたが、その他の部位に明らかな腫瘤を認めなかった。上下部内視鏡検査、シンチでもその他の病変認めず、皮膚科的、耳鼻科的、眼科的にも原発と思われる病変は認めなかった。原発不明の悪性黒色腫の頚部リンパ節転移として、右頚部リンパ節切除術を施行した。病理組織結果は悪性黒色腫であった。術後の化学療法は希望されず経過観察とした。2009年に入り右肩、右腋窩の腫瘤に気付き、CT、PET-CT施行したところ右肩、右背部の皮下転移、右鎖骨上、右腋窩のリンパ節転移、右肺転移を認めた。切除を希望され、2009年3月転移巣5か所を切除した。2回目の術後も化学療法は希望されず引き続き経過観察中であるが、2013年4月現在、今のところ再発転移の徴候を認めていない。

キーワード

臓器別:その他

手法別:手術療法

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