演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

膝周囲骨肉腫患者における関節包外切除症例の検討

演題番号 : P30-3

[筆頭演者]
家口 尚:1 
[共同演者]
星 学:2、高田 潤:2、大戎 直人:2、日高 典昭:1、青野 勝成:2、中村 博亮:2

1:淀川キリスト教病院 大阪府、2:大阪市立大学院大学整形外科

 

【目的】膝関節包外切除を行った症例(包外群)と同時期に関節内切除を行った症例(包内群)を比較検討する.【対象と方法】1999年から2012年の間に加療を行った膝周囲の骨肉腫である.包外群が6例と包内群8例を比較検討した.【結果】包外切除群/包内切除群(以下この順で)は男性5/5例,女性1/3例.平均年齢は44.4歳(23-65)/ 23.1歳(8-58).平均経過観察期間は72.2か月/132.2か月.平均インプラント生存期間は52.3か月/74.3か月.腫瘍学的予後はCDF 3/9,AWD 2/0,DOD 1/1であった.感染を2/3例に認めた.結果的に切断となったのは両群1例だった.経過観察時のMSTSスコアは包外群63.9%に対し包内群は79.6%で有意差を認めた.腫瘍学的 5年全生存率は80.0%/87.5%,5年Event free survivalは60,0%/87.5%.インプラントの5年全生存率は 87.5%/80.0%であったが,5年Event free survivalは33.3%/50.0%であった.【考察】包外切除は難易度が高く切除される軟部組織が多くなる. Malawerら(1995)は膝の包外切除で16%の感染率を報告し,脛骨近位で高感染率を示していた.今回同様の結果で患肢機能も低かった. 今後合併症を下げつつ患者満足度を上げる努力をする必要があった.

キーワード

臓器別:骨軟部

手法別:手術療法

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