演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

術後5年目にCRと判定された乳癌骨転移の1例

演題番号 : P3-12

[筆頭演者]
倉西 文仁:1 
[共同演者]
小川 喜輝:1、小川 敬之:1、大野 忠夫:2

1:因島医師会病院 外科、2:セルメディシン株式会社

 

【はじめに】これまで集学的治療にもかかわらず乳癌骨転移症例は悲劇的結末を迎えていた。我々は骨転移を伴う進行乳癌で、自家がんワクチン(AFTV)(Clin Cancer Res 10: 1574-9, 2004)を含めた集学的治療に よりCRとなった一例を報告する。【症例】53才の女性、骨シンチ、MRI、SPECTにて骨転移と術前に診断した。手術後、AFTVと放射線照射を同時に行い、化学療法(CEF, 6Kur) 後、aromatase inhibitor 及びzoledronic acid hydrateを維持療法として行った。骨転移巣は1年後に大幅縮小、4年後に消失、5年後にはCRと判定された。この間腫瘍マーカーは正常値であり、7年後の現在でもQOLは良好である。【結論】本来乳癌骨転移のCRは希である。本症例は化学療法に先行してAFTV、放射線照射を行ったことが貢献したと考えられる。骨転移症例の治療効果を高めるためにも今後大規模臨床試験を考える必要がある。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:免疫療法

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