演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術の切除断端陽性症例の検討

演題番号 : P28-6

[筆頭演者]
谷川 剛:1 
[共同演者]
大草 卓也:1、谷口 歩:1、岩西 利親:1、松崎 恭介:1、中川 勝弘:1、蔦原 宏一:1、今村 亮一:1、山口 誓司:1

1:大阪府立急性期・総合医療セ

 

【目的】ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術(RALP)の摘除標本での切除断端陽性例について検討する。【対象】2012年6月から2013年4月までに施行したRALPのうち、MRIを撮影し、術前内分泌療法を施行していない53例を対象とした。検討項目として患者因子(体重、BMI 、PSA、clinical stage、MRI所見、生検時Gleason score、NCCN risk、生検陽性部位、生検陽性本数比率)、術中因子(手術時間、術中出血量、神経温存の有無、摘出重量)について切除断端陽性との関連を検討した。【結果】単変量解析(Fisher’s exact test、Mann-Whitney U-test、カイ2乗検定)の結果、MRIにて尖部陽性(p=0.0126)と摘出重量(p=0.0332)が有意に切除断端陽性に関連していた。また手術時間(p=0.0505)、生検陽性本数比率(p=0.0585)も切除断端陽性との関連が疑われた。これらの因子を用いて多変量解析(多重ロジスティック回帰分析)を行うと、MRIにて尖部陽性(OR 8.316 95%CI 1.848-37.420 p=0.006)と手術時間(OR 1.013 95%CI 1.002-1.025 p=0.022)が切除断端陽性関連因子であった。【結論】MRIで尖部に前立腺癌の所見を認める場合は特に尖部処理、神経温存の是非に留意する必要がある。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:内視鏡手術

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