演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

pT3b症例の拡大前立腺全摘後生化学的早期再発危険因子

演題番号 : P28-4

[筆頭演者]
岡島 英二郎:1 
[共同演者]
吉川 元清:2、桑田 正臣:3、田中 宣道:3、藤本 清秀:3

1:市立奈良病院 泌尿器科、2:大和高田市立病院 泌尿器科、3:奈良県立医科大学 泌尿器科学教室

 

我々は高リスク前立腺癌の治療効果改善を目的に拡大前立腺全摘を導入し、pT2では全例RM0、pT3でも80%でRM0が得られるようになったが、RM0でも早期再発する症例がある。その中でも超高リスクであるhormone naiveなpT3b 18例について、術後補助療法の適応を知るべく、早期生化学的再発:early BCRの危険因子について解析した。平均年齢68.7歳(52-77歳 中央値72歳)、平均初期PSA 22.101 ng/ml (6.591-56.620 ng/ml 中央値21.1 ng/ml)、平均観察期間20.3ヶ月(3.2-48.6ヶ月 中央値16.7ヶ月)。術後はPSAを経過観察し、PSA >0.2 ng/mlで再発と診断。12例がRM0、11例は術後PSA nadirが検出感度未満(<0.008 ng/ml)であったが、6例で観察期間中にBCRを認めた。再発の無い12例では平均無再発期間が19.7ヶ月(3.2-48.8ヶ月 中央値16.7ヶ月)。術後PSAが感度未満にならなかった7例中5例で、RM1の6例中3例で、GS>7であった6例中3例で1年以内にBCRを来した。以上より、pT3bの約半数は2年の無再発期間を期待できるが、RM1、GS >7に加えて、術後PSA nadirが感度未満にならないことは早期BCRの危険因子と示唆された。救済療法の種類と効果についても報告する。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:手術療法

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