演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

弘前大学におけるアキシチニブの使用経験

演題番号 : P25-5

[筆頭演者]
古家 琢也:1 
[共同演者]
岡本 亜希子:1、山本 勇人:1、今井 篤:1、畠山 真吾:1、米山 高弘:1、橋本 安弘:1、大山 力:1

1:弘前大学院泌尿器科

 

【緒言】アキシチニブは一番新しいチロシンキナーゼ阻害薬であるが,重篤な有害事象が少なく,安全性に比較的優れた薬剤である.当科ではこれまで13例の局所進行・転移性腎細胞癌症例に投与してきたので,その治療成績について報告する.【対象および方法】弘前大学にて局所進行・転移性腎細胞癌と診断し,生検にて組織型を確定し得た13例を対象とした.アキシチニブは,10mg/日より投与を開始し,有害事象により適宜増減した.【結果】患者の年齢の中央値は61歳,男性9例,女性4例であった.組織型は淡明細胞癌が12例,未分化癌が1例であった.Performance statusは1以下が10例,2以上が3例であった.観察期間の中央値は16.2か月で,アキシチニブ投与期間の中央値は4.2か月であった.アキシチニブを減量した症例は4例であったが,増量した症例はいなかった.標的病変は,のべで原発5例,リンパ節3例,副腎1例,下大静脈腫瘍血栓が1例であった.9例での治療効果は,PR 6例,SD 3例で,縮小率の中央値は35%であった.有害事象は,grade 3以上の重篤なものは認めなかった.【結論】アキシチニブは重篤な有害事象が少なく,投与しやすい薬剤であると思われた.

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:分子標的治療

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