演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当科における外来化学療法の検討

演題番号 : P25-4

[筆頭演者]
柴崎 智宏:1 
[共同演者]
内藤 整:1、川添 久:1、一柳 統:1、加藤 智幸:1、長岡 明:1、冨田 善彦:1

1:山形大 泌尿器科

 

【背景、目的】当院では、2004年11月より、外来化学療法室が開設された。当科においても、2006年8月から利用し始め、現在まで数多くの患者が外来化学療法室で治療を受け、癌と闘っている。今回、外来化学療法室の利用の状況を把握するとともに、当科における外来化学療法の現状と、今後の課題について考察する。【対象】2006年度から2012年度までの間で、当科通院中であり、外来化学療法室で、治療を受けた患者。【結果】当科における、外来化学療法を受けている患者は、年々増加し、2010年度には延べで年間1000件を超え、泌尿器科の占める割合は全体の25%にのぼる。疾患別でみると、LHRHアナログの影響もあり、前立腺癌が当科全体の70%以上を占め、続いて、腎細胞癌、尿路上皮癌の順であった。有害事象(AE)については、前立腺癌に対するドセタキセル(DTX)、尿路上皮癌に対するゲムシタビン+カルボプラチン(GCb)をまとめてみると、白血球減少、好中球減少についてはどちらも中央値でGrade1であった。血小板減少については、DTXでGrade0、GCbでGrade1と、GCbで血小板減少が強かった。AEによる入院はDTXで7%認めた。【考察】外来化学療法は増加傾向にある。特に当科においては、ゾメタ、LHRHアナログに対して加算が認められた時は急増した。Grade4以上の血液毒性は認めておらず、比較的安全に施行できていると考えられた。遠方(新庄、米沢等)から通院している患者もおり、 今後、副作用の管理はある程度地元の医療機関に任せることを検討する必要がある。

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:化学療法

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