演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

広島市民病院における膀胱癌術前補助化学療法の検討

演題番号 : P25-1

[筆頭演者]
小泉 文人:1 
[共同演者]
山崎 智也:1、弓狩 一晃:1、枝村 康平:1、日下 信行:1、雑賀 隆史:1

1:広島市立広島市民病院 泌尿器科

 

(緒言)筋層浸潤性膀胱癌に対しては術前化学療法(NAC)による生存期間の延長が報告されその施行を推奨されてもいるが、併存疾患や進行度などの問題があり実際にはすべての症例で実施されはいない。またNAC中に病勢の進行を認める場合も散見する。(対象)平成23年4月から平成25年3月までの2年間に当院で施行された膀胱全摘除術 46例(男:女=35:11)を対象とした。(結果)NACは21例(男:女=15:6)に施行されていた。年齢は54歳から79歳(中央値61歳)であった。化学療法の内容はGEM単剤2コースが1例、GEM+CDDP(GC)1コースが7例、GC2コースが8例、GC3コースが3例、GC3コース+GEM単剤1コースが1例、GC3コース+GEM2コースが1例であった。画像上効果が認められたのは1例で、2例で下腹部痛・排尿悪化などのため化学療法を中止し手術を早めていた。別の1例で治療前に認めていたリンパ節腫大の増悪を認めた。(考察)筋層浸潤性膀胱癌に対するNACは一定の効果が報告されているが、必ずしも有用性が認められない症例も存在する。効果の無かった症例を中心に、NACの問題点について検討したい。

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:化学療法

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