演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

IP/IV投与での血中/腹腔内AUC値の数学モデル特性

演題番号 : P23-2

[筆頭演者]
宮木 康成:1 
[共同演者]
藤原 恵一:2、宮木 裕司:3、鍔本 浩志:4、小田 隆司:1,5、三宅 馨:5

1:岡山大福クリニック 婦人科、2:埼玉医大国際医療セ 婦人科、3:静岡がんセ、4:兵庫医大、5:三宅医院

 

【目的】血中と腹腔内とそれ以外(=末梢)の3コンパートメントからなり相互移行が可能とした連立微分方程式triangleモデル(反応速度定数ki, i={1, 2, ..., 7})を用いて薬物動態特性を調べる。今回は腹腔内投与法(IP)と点滴静注法(IV)について血中AUC値と腹腔内AUC値と末梢薬剤量それぞれのIP/IV比を報告する。
【方法】Taxolの反応速度定数群ki;TXLを基準としki=ki;TXLx10n, n={-2,-1, ..., 2}と定義し、57(=78125)種類に相当する薬剤の解ごとからの血中濃度変化やAUC値などの各種薬物動態量Dj, j={1,2,... }を定積分にて求め、ki毎の濃度曲線、Djの基本統計量、Dの3次元ヒストグラム、log(ki)によるlog(Dj)の重回帰分析を行った。
【結果】血中AUC値のIP/IV比はほぼ常に1.0だった。腹腔内AUC値のIP/IV比は最低値が1.0だった。腹腔内AUC値も末梢薬剤量もIP/IV比は、排泄速度定数ともまた血中から末梢の速度定数とも強い関連があった(全てp<10-16000)。
【まとめ】IPはIVに勝る抗腫瘍効果があると思われる。

キーワード

臓器別:卵巣

手法別:化学療法

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