演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

子宮体癌腹水細胞診陽性症例の予後に関する検討

演題番号 : P22-9

[筆頭演者]
平田 徹:1 
[共同演者]
塩崎 隆也:1、山脇 孝晴:2、田畑 務:1、本橋 卓:1、近藤 英司:1、谷田 耕治:1、奥川 利治:1、池田 智明:1

1:三重大産婦人科、2:日本赤十字社 伊勢赤十字病院

 

目的:子宮体癌の新FIGO分類では、腹水細胞診陽性であること(A+)は進行期に関与しなくなったが、治療ガイドラインではA+は補助療法の適応とされている。そこで、A+が予後に影響を与えるかどうかを後方視的に検討した。方法:1998-2010年に当県の2施設で治療した患者を対象とし、I期、A+、S+の3群に分け、無再発率、生存率に関しLog-rank検定を用い比較検討した。尚、両施設とも手術はStaging laparotomyを基本としている。成績:I期238例、A+27例、S+23例。5年無再発生存率はI期93%、A+76%、S+76%で、A+、S+はI期と比較して有意に予後不良であった。5年生存率は、I期98%、A+95%、S+66%であり、S+は他の2群に比べ有意に予後不良であったが、A+はI期症例と同程度であった。A+のうち、再発危険因子(組織型、分化度、脈管侵襲、筋層浸潤)を持つ症例(6/15)は、持たない症例(0/12)と比べ有意に再発率が高かった(p=0.013)。結論:A+のみでは予後に影響を与えず、A+でかつ危険因子を有する場合に予後不良であった。

キーワード

臓器別:子宮

手法別:その他

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