演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

肝胆膵系腫瘍郭清後の動脈周囲軟部陰影

演題番号 : P20-1

[筆頭演者]
坂口 孝宣:1 
[共同演者]
木内 亮太:1、武田 真:1、平出 貴乗:1、柴崎 泰:1、森田 剛文:1、鈴木 淳司:1、竹原 康雄:2、鈴木 昌八:3、今野 弘之:1

1:浜松医科大学 第2外科、2:浜松医科大学 放射線科、3:磐田市立総合病院

 

背景:肝胆膵系腫瘍に対するリンパ節郭清を伴う術後MDCT上、動脈周囲軟部陰影(soft mass:SM)が観察される。対象および方法:07年9月以降にリンパ節郭清を伴う手術を施行した55例を対象に術後3~6カ月間隔で造影MDCTを施行、動脈周囲15mm以上の低濃度陰影をSMとした。腫瘍marker上昇、30%以上のSM径増大、他臓器転移浸潤のいずれかを認めた場合を悪性(m)、それ以外を良性(b)とした。結果:原疾患は膵癌23、IPMN等膵疾患8、胆道系腫瘍19、十二指腸・乳頭癌5例で、PD36、DP6、Total panc 2、肝切除兼胆道再建9、他2例を施行。観察期間中SMは38例に観察された。SM+38例中m、bは各々21、15例(2例は観察期間不十分で評価不能)、発見時径21.7、19.5mmと有意差なしだが、動脈encasement+の12例、術1年以上後発見の7例は全例mであった。切除検体病理上の漿膜や脈管への癌浸潤はSM発生に関連無く、リンパ節転移や神経浸潤陽性症例のSMは有意にm頻度が高かった。SM+7例にDWI-MRIを施行、m3例のみに拡散制限陰影を認めた。結語:リンパ節郭清後動脈周囲SMは頻繁に観察される。再発の判定は時期、径変化、encasement、病理所見、MRI-DWI所見にて行うべきであろう。

キーワード

臓器別:膵臓

手法別:画像診断(イメージング)

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