演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

LapMENTOR II 大腸手術モジュールの有効性

演題番号 : P17-4

[筆頭演者]
田中 千恵:1 
[共同演者]
藤原 道隆:2、小林 大介:1、神田 光郎:1、山田 豪:1、藤井 努:1、中山 吾郎:1、杉本 博行:1、小池 聖彦:1、野本 周嗣:1、小寺 泰弘:1

1:名古屋大学 消化器外科学、2:名古屋大学 クリニカルシミュレーションセンター

 

【背景】LAP Mentor ( Simbionix社 ) のS状結腸切除モジュールは、大腸癌手術に対する初めてのバーチャルリアリティシミュレーションである。近年、手術シミュレータを使ったトレーニングに関する報告は増加傾向にあるものの、S状結腸切除モジュールに関する報告は、ほとんど見られない。この手術モジュールを評価するため、face validityに関しての検討を行った。【方法】腹腔鏡下大腸切除術の経験者20人に実際にLAP-MentorのS状結腸切除術モジュールを経験してもらい、アンケートを実施した。【結果】アンケート結果は、大まかな解剖の理解、カメラや助手の操作、術者の器械操作、奥行き感覚訓練に関するスコアは比較的良好であった。しかし、組織の触覚、膜構造を含めた詳細な解剖学的構造に関してはスコアが低かった。【考察】腹腔鏡下大腸切除術モジュールは、今までに比べてより複雑な手術トレーニングが可能となった。この手術の初心者が、手術手順の理解、器械操作や助手の画面展開といった基本的なスキルを習得するという点で有効であると考えられた。今後、さらなる評価のため、construct validityの検討を行う予定である。

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:その他

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