演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

腹腔鏡下結腸切除術におけるリンパ節郭清の工夫

演題番号 : P17-2

[筆頭演者]
近清 素也:1 
[共同演者]
島田 光生:1、栗田 信浩:1、岩田 貴:1、佐藤 宏彦:1、吉川 幸造:1、東島 潤:1、柏原 秀也:1、高須 千絵:1、松本 規子:1、宮谷 知彦:1

1:徳島大学

 

[はじめに]術前シミュレーションを術者が自ら容易に行えるPACSにおける3D画像データ配信システムを利用したVolume Rendering Simulationによる血流を意識した腹腔鏡下結腸癌手術を行ってきたので、その成績と我々が行っている手技を示す。[対象・方法]中結腸静脈領域の腹腔鏡下大腸癌手術を施行した36例を対象とした。 MDCTからVolume Rendering画像を作成し、中結腸静脈の分岐形態を術前にSimulationした。 手術時間をMDCT導入前後で比較した(導入前5例、導入後31例)。[結果]中結腸静脈はSMVに流入するtype Aが94%、胃結腸静脈管に流入するtype Bが6%であった。 手術時間は導入前236±42min vs 導入後217±32minで有意に短縮、出血量は導入前48±8ml vs 導入後12±5mlで有意に減少した。[手術手技]1.内側アプローチで十二指腸をメルクマールにSMVを露出。2.SMAを露出して中結腸動脈を処理し、D3郭清。3.Volume Rendering画像による中結腸静脈周囲の分岐形態にあわせて静脈を処理。4.頭側へさらに剥離して膵下縁を確認。5.頭側のポートから外側アプローチ、授動終了。[まとめ]通常の3D画像では失われるデータが多く細い静脈の分岐や走行を確認することが困難であるが、腹腔鏡下大腸癌手術においてVolume Rendering画像は血管処理を安全に行うことを可能とし、術前Simulationとして有用である。

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:画像診断(イメージング)

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