演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

4種類以上の化学療法レジメンを施行した胃癌患者の検討

演題番号 : P12-10

[筆頭演者]
川田 純司:1 
[共同演者]
西川 和宏:2、藤谷 和正:1、岩瀬 和裕:1、田中 康博:1

1:大阪府立・急性期総合医療セ 外科、2:国立大阪医療セ 外科

 

[目的]切除不能進行、再発胃癌に対する化学療法については、初回化学療法はS-1+シスプラチンがガイドライン上推奨されているが、2次治療以降ではまだ、推奨できる単一のレジメンはなく、初回治療で使用されていない薬剤の併用あるいは単剤使用がなされている。PSが比較的保たれている症例関しては、4種類以上のレジメンを投与した胃癌患者も存在するが、KEYの薬剤を使いきった後のでのレジメン選択、また、適応は難しい。今回我々は、4種類以上の化学療法レジメンを施行した症例のretrospectiveな検討を行った。[対象・方法]2009年6月から2013年3月までの期間に当院にて、胃癌に対して化学療法を行った全220名のうち、4種類以上のレジメを投与した胃がん患者21名に関して、患者背景、適応レジメン、また、生存期間につき検討を行った。[結果]初回化学療法開始時の平均年齢66歳であり、男性19人、女性10人であった。施行レジメンの平均値5.5(4-9)であった。5-FU系、白金製剤、イリノテカン、タキサン系のを用いたレジメンの回数の平均が、それぞれ、2.8、1.5、1.2、2.2回であった。初回、2回、3回、4回、5回までのレジメン投与期間は、それぞれ、204日、158日、140日、130日、111日であり、全生存期間の中央値は662日であった。[まとめ]4種類以上のレジメンを投与できる患者においては、長期の予後が期待できた。また、4回目、5回目のレジメンを変更後も2回目、3回目と同程度の投与期間があることから、1度使用した薬剤の効果も期待できるのではないかと考えられた。

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:化学療法

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