演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

超後期高齢者(80歳以上)の胃癌切除症例におけるS-1投与の検討

演題番号 : P12-9

[筆頭演者]
福元 剛:1 
[共同演者]
野村 尚:1、福島 紀雅:1

1:山形県立中央病院 外科

 

当院における80歳以上の超後期高齢者に対して行われた胃癌手術後に、S-1が投与された症例についてretrospectiveに検討を行った。対象は1999年から2011年までに当科で施行された80歳以上の胃癌術後の患者319人のうち術後にS-1が投与された13例を対象にした。投与開始時の年齢は平均82歳(80-87)で、performance status (PS)は平均0.6、Stage(胃癌取り扱い規約13版)の内訳はIIIAが6症例、IIIBが1症例、IVが6症例であった。S-1の投与量、投与方法はPS、Cre、合併症の有無を参考に決定した。投与期間の中央値は6ヶ月(1-17)であった。80mg/m2の基準投与量を4週投与、2週休薬の基準投与方法で1年間行えたのは1症例のみであった。減量もしくは投与方法の変更で6ヶ月以上施行できた症例は7例であった。Grade3以上の有害事象は3例に認められた。測定可能病変を有する2症例の奏功率は0%であった。超後期高齢者のS-1投与については基準投与を完遂することは難しく、全身状態に合わせて投与量、投与方法を設定し治療を継続することが重要である。

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:化学療法

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