演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当科における中咽頭癌に対する放射線併用超選択的動注化学療法の検討

演題番号 : P103-4

[筆頭演者]
駒林 優樹:1 
[共同演者]
高原 幹:1、國部 勇:1、片田 彰博:1、林 達哉:1、原渕 保明:1

1:旭川医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科

 

当科では2003年より進行中咽頭癌に対し放射線併用超選択的動注化学療法(以下動注化学放射線療法と略)を中心とした治療を行ってきた。今回、その治療成績を検討したので報告する。当科での中咽頭癌に対する動注化学放射線療法の適応は、T2以上で血管造影にて腫瘍栄養血管が確認できる症例である。動注方法は栄養血管へ、セルジンガー法でCDDP 100mg/m2 の動注とチオ硫酸ナトリウムの中心静脈投与による中和を週一回、合計3〜6回施行している。また同時に一回2Gy、週5回、総量66Gyの放射線外照射を併用している。対象は2003年から2012年までに根治治療目的で動注化学療法を施行した21例である。年齢は33〜84歳(中央値63歳)であり、男性18例、女性3例であった。亜部位は側壁型が67%を占めていた。T分類はT2が9例、T3が5例、T4aが6例、T4bが1例であり、N分類はN0が2例、N1が2例、N2aが1例、N2bが5例、N2cが7例、N3が3例であった。病期分類はStageⅡが1例、StageⅢが4例、IVaが12例、IVbが4例であった。また6例に治療後リンパ節の残存を認め、頸部郭清術を施行している。全体の疾患特異的生存率は84%であった。以上の結果について臨床的検討を加え報告する。

キーワード

臓器別:頭頸部

手法別:化学療法

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