演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

デノスマブ使用マニュアルの有用性の検討

演題番号 : P102-14

[筆頭演者]
良田 紀子:1 
[共同演者]
平島 智徳:2、岡本 紀雄:2、鈴木 秀和:2、山鳥 忠弘:2、森下 直子:2、田宮 基裕:2、白山 敬之:2、志村 和子:3、金銅 葉子:3、山東 真寿美:3、岩田 香:1、大和 章宏:4、川瀬 一郎:2

1:大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 看護部、2:大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 肺腫瘍内科、3:大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター薬局、4:大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 臨床検査科

 

【はじめに】2012年4月に癌骨転移に対する抗RANKL抗体であるデノスマブが本邦でも承認された。それまでに使用されていたゾレドロン酸とは異なる特徴を有し、骨病変に対する使用増加が見込まれる。【目的】重篤な低カルシウム血症発現報告によりデノスマブの使用上の注意が改定されたことを受けて、院内で多職種プロジェクトチームを発足した。血清カルシウム(Ca)値のモニタリング時期・頻度、並びにCa及びビタミンD(Vit.D)の補充方法について検討し、共通のマニュアルを作成し運用している。この運用の開始前後での違いを検討した。【結果】デノスマブの投与が開始された患者49名、うちマニュアルに基づいた副作用対策を行った症例は25名であった。低Ca血症の頻度は対策前は、G0/G1/G2/G3/G4=13/7/2/2/0、対策後はG0/G1/G2/G3/G4=9/12/4/0/0だった。このうち、G3の低Ca血症を発現した2名はCaとVit.Dの補充はされていなかった。対策後は全例CaとVit.Dの補充があり、重篤な低Ca血症の発現はなかった。また、顎骨壊死の発現はなかった。【考察】マニュアルによる副作用対策を開始後、Ca値をモニタリングして早期に対策をとることが出来、重篤な低Ca血症が回避できた。

キーワード

臓器別:その他

手法別:チーム医療

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