演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

新しい穿刺ガイドを用いたリアルタイムエコーガイド下CVC穿刺法

演題番号 : P102-12

[筆頭演者]
尾形 高士:1 
[共同演者]
幕内 洋介:1、吉田 哲雄:2、佐々木 俊郎:3、本村 茂樹:4、川辺 泰一:1、藤川 寛人:1、長 晴彦:1、吉川 貴己:1、岩崎 謙一:5、逢坂 由昭:5、土田 明彦:5

1:神奈川県立がんセンター 消化器外科、2:神奈川県立がんセンター 放射線診断科、3:神奈川県立がんセンター 麻酔科、4:神奈川県立がんセンター 腫瘍内科、5:東京医科大学 外科学第三講座

 

<はじめに>中心静脈カテーテル(Central vein catheter:以下CVC)やCVポートは、集中治療や大手術だけでなく、化学療法、骨髄移植などのがん治療には未だ欠かせない。我々の施設では現在、CVC穿刺、CVポート留置のいずれもリアルタイムエコーガイド下にて行うことが多く、腋窩静脈からの穿刺を第一選択にしている。同時にCVC認定医制度を立ち上げ、エコーを安全に用いてCVC穿刺が行えるようにしてきたが、エコーにて静脈を描出は出来るものの、フリーハンドによる穿刺が困難な症例に時々遭遇していた。そこで新しくエコーに装着する穿刺ガイドアタッチメント(以下アタッチメント)を導入したのでその有用性について報告する。<目的と方法>新しいアタッチメントを装着したCVC穿刺が、従来の穿刺と比べて多数回穿刺となっていないかどうかを検討した。対象は22G針を用いたアタッチメント無しでのリアルタイムエコーガイド下CVC穿刺778例(A群)と、新しいエコーガイドアタッチメントを装着して行った42例(B群)それぞれの群での穿刺回数を比較検討した。<結果>GroupBでは全例エコー下に穿刺針を確認することが出来た。またGroup Aの平均穿刺回数は1.13± 0.47回、group Bの平均穿刺回数は1.17± 0.49回であり、両群の平均穿刺回数には差を認めなかった。両群では気胸、血胸などの合併症は1例も無かった。GroupBでの問題点として、アタッチメントを装着するとCVCキットに含まれている穿刺針が血管に届かない症例が4例(9.5%)に見られ、同エコーをずらしながら穿刺せざるを得ない場合が存在した。<結語>新しい穿刺ガイドアタッチメントを用いたCVC穿刺は、針のエコー描写を容易にし、また穿刺回数においても従来の穿刺法に劣らず、安全であると考えられた。当日は動画にて上記のエコー画像を供覧したい。

キーワード

臓器別:その他

手法別:Interventiona

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