演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

消化器癌に対する化学療法施行時における有害事象評価テンプレートの有用性について

演題番号 : P102-7

[筆頭演者]
関 晃平:1 
[共同演者]
尾島 敏康:2、中森 幹人:2、中村 公紀:2、勝田 将裕:2、飯田 武:2、早田 啓治:2、田村 友耶:1、久保 尚子:1、吉田 純子:1、古屋敷 久美:1、山上 裕機:2

1:和歌山県立医科大学付属病院 9東病棟、2:和歌山県立医科大学 第2外科

 

【目的】当院第2外科での消化器癌に対する化学療法は、入院治療30例/月、外来治療90例/月が施行されている。当院9東病棟は外科病棟であり手術を目的とした患者がメインであり、その他化学療法を対象とした患者など様々な患者が入院している。院内では有害事象に対するカルテの記載方法について取り決めはなかったため、これまでは医療スタッフそれぞれが主観的にカルテの記載を行っていた。今回、私達は有害事象評価テンプレートを用いてCTCAE評価に準じたカルテの記載を開始した。医師、看護師が統一した化学療法副作用評価を行うことによる有用性につき報告する。【方法】CTCAEv4.0日本語訳JCOG/JSCO版に基づいたテンプレートを当院の電子カルテ(NEC MegaOakHR)に導入して運用を開始した。【結果】CTCAEv4.0テンプレートを使用することにより、有害事象に対するカルテの記載が簡便になった。また、化学療法における副作用の客観的なグレード別評価が可能となったため、医師と看護師の間で患者一人一人の有害事象に対して共通の認識が持てるようになった。それに伴い以前より効率の高い血液データチェックが行えるようになり、さらに消化器症状、皮膚症状等の非血液毒性に対する観察力も向上していると考えられた。これらのことが患者のQOLの向上、有害事象に対する早期発見と早期治療につながっていると自負している。【結語】今後、さらなるテンプレートの機能拡張と運営方法改善を考えることで、利便性と有用性を高めていきたい。

キーワード

臓器別:その他

手法別:化学療法

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