演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

胃癌におけるthrombospondin-1発現の意義

演題番号 : P10-4

[筆頭演者]
栗田 信浩:1 
[共同演者]
島田 光生:1、岩田 貴:1、佐藤 宏彦:1、吉川 幸造:1、東島 潤:1、近清 素也:1、西 正暁:1、柏原 秀也:1、松本 規子:1、江藤 祥平:1

1:徳島大学消化器・移植外科

 

目的: 進行胃癌のThrombospondin1(THBS1)発現の意義を報告した(第67回日本消化器外科学会)。根治切除不能例の非治癒因子別にTHBS1発現の意義を再検討した。対象・方法: 検討1: R0手術施行例における検討 R0手術施行Stage II・III胃癌128例(Stage II: 55、III: 73)の切除標本を免疫組織化学染色した。検討2: 根治切除不能例における検討 P1 or CY1 78例とP0・CY0 32例(H1: 21, M(LYM): 8、その他: 3)に大別。P1 or CY1 71例に胃切除、27例にNAC(DCS: 8, S-1+Taxane 16, SP: 1, S-1: 2)施行。P0・CY0 21例にNAC(DCS: 9, SP: 4, S-1+Taxane: 6, TS-1: 2)、胃切除のみ27例、内7例に転移巣切除or RFAを追加。切除標本を免疫組織化学染色した。結果: 検討1: THBS1(+)例の5年DFS 16.0%、THBS1(-)例は71.7%で、有意差あり。検討2: P1 or CY1 ではTHBS(+)例、NAC施行例は有意に予後良好(MST: 20m vs 10m, 13m vs 10m)、THBS1発現とTS1使用が独立予後予測因子であった。Taxane使用NAC奏功例で、THBS1発現が高率であった。P0・CY0では転移巣を含めた外科療法施行例が予後良好であった(MST: 22m vs 12m)。結論: THBS1発現は予後・効果予測因子となり、個別化治療決定の一助となり得る。

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:バイオマーカー

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