演題抄録

臓器別シンポジウム

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

肝細胞癌に対する腹腔鏡(補助)下肝切除の手術手技と長期成績

演題番号 : OS24-8

[筆頭演者]
新田 浩幸:1 
[共同演者]
佐々木 章:1、藤田 倫寛:1、板橋 英教:1、眞壁 健二:1、石橋 正久:1、武田 大樹:1、片桐 弘勝:1、長谷川 康:1、伊藤 直子:1、高原 武志:1、高橋 正浩:1、若林 剛:1

1:岩手医科大学

 

当科では1997年より2012年6月までに腹腔鏡(補助)下肝切除を299例(完全腹腔鏡下153例、腹腔鏡補助下146例)行った。適応疾患は肝癌または良性疾患とし、1997年から完全腹腔鏡下で外側区域やS6辺縁に位置するものは腫瘍径5cm以下、肝表層は3cm以下の部分切除と外側区域切除を、2002年からは腹腔鏡補助下で腫瘍径10cm以下、胆管切除やリンパ節郭清を伴わない症例に対する区域切除または葉切除を行った。術式の選択は開腹手術と同様に幕内基準に準じている。手術成績は腫瘍の局在、術式、施行時期によって異なるものの、完全腹腔鏡下での部分切除と外側区域切除の平均手術時間は193分(70-430)、出血量は205ml(1-1887)、術後在院日数は9日(3-131)で、腹腔鏡補助下での葉切除など大きな肝切除の平均手術時間は317分(192-542)、出血量は631ml(68-2785)、術後在院日数は13日(6-154)であった。いずれの術式も後期での手術成績は向上にしている。肝細胞癌における長期成績は、3年生存率が87.9%、5年生存率が74.7%であった。本研究会では、我々の行っている手術手技を供覧し、手術成績について述べたい。

キーワード

臓器別:肝臓

手法別:内視鏡手術

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