演題抄録

臓器別シンポジウム

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当科での進行肝細胞癌に対するソラフェニブを中心とした集学的治療

演題番号 : OS24-1

[筆頭演者]
海堀 昌樹:1 
[共同演者]
石崎 守彦:1、松井 康輔:1、坂口 達馬:1、松島 英之:1、中竹 利知:1、權 雅憲:1

1:関西医科大学 外科

 

【目的】当科での進行肝細胞癌に対するSorafenib中心の集学的治療につき報告。【方法】Sorafenib投与107例中、Sorafenib先行79例、高度脈管浸潤例に対するSorafenib+CDDP分割肝動注併用療法(UMIN000008571)28例を解析。【結果】Sorafenib先行79例の平均投与期間398.3日、奏功率3%、病態制御率65%(CR3例、PR1例、SD47例、PD28例)、予後は中央値TTP:4.2カ月, OS:25.4カ月、奏功率別の予後比較ではlongSD群が良好。臨床背景因子計21項目で単変量解析した結果、血小板数、Child-pugh score、後治療、奏功率、有害事象、病態制御の6因子に有意差あり、さらに多変量解析で後治療、有害事象、病態制御が独立予後因子として抽出。後治療の内訳は選択的TACE、肝動注、肺転移へのCDDP全身投与、限局性遠隔転移切除、特に肺転移へのCDDP全身投与はCRも得られ有用。Sorafenib+CDDP肝動注28例の奏功率22.2%、病態制御率75%(CR0例、PR6例、SD15例、PD7例)、予後はTTP中央値5.6カ月、1生率48%。PR5例中切除へconversionしたのは2例。【考察】進行肝細胞癌の長期予後を得るためにはチーム医療でsorafenib療法longSDを目指し、後治療を組み合わせた集学的治療を行うことが重要である。

キーワード

臓器別:肝臓

手法別:集学的治療

前へ戻る