演題抄録

臓器別シンポジウム

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

最適化医療のためのmultiple診断薬

演題番号 : OS2-5

[筆頭演者]
西尾 和人:1 

1:近畿大学医学部 ゲノム生物学講座

 

肺癌分子標的薬のコンパニオン診断による最適化医療が進んでいる。ALK融合遺伝子やEGFR遺伝子変異に対するコンパニオン診断薬が開発され、承認を受けた。近年、次世代シーケンサーを含む測定技術の急速な進歩により、遺伝子発現、遺伝子変異をmultiplexで測定することが可能となっている。分子標的薬の対象は、rare mutationを含むバイオマーカーのmultiplex診断薬によるスクリーニングに向かうと考えらえる。我々は、西日本がん研究機構(WJOG)や企業治験のTranslational researchにおいて、multiplex遺伝子発現測定や遺伝子変異測定を進める中で、次世代シーケンサーを用いたmultiplex assay systemの体外診断薬への適用を目指している。また、微量な組織検体からの全ゲノム増幅による幅広い測定、liquid sample、ロイヤリティー、保険収載、incidental findings等直面する問題についても言及する。

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