演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

切除可能胃癌高度リンパ節転移(BalkyN2/N3)症例に対するCDDP+TS-1術前化学療法

演題番号 : O96-2

[筆頭演者]
川島 吉之:1 
[共同演者]
山田 達也:1、江原 一尚:1、福田 俊:1、岡 大嗣:1,2、菊地 功:1、野田 和雅:1、八岡 利昌:1、網倉 克己:1、西村 洋治:1、坂本 裕彦:1、田中 洋一:1、山口 研成:2、黒住 昌史:3

1:埼玉県立がんセ消化器外科、2:埼玉県立がんセ消化器内科、3:埼玉県立がんセ病理診断科

 

【目的】高度リンパ節転移(BalkyN2/傍大動脈リンパ節転移N3)伴う胃癌は難治である.審査腹腔鏡で播種なし(P0,CY0/1)と診断された切除可能例にCDDP+TS-1で術前化療(NAC)施行して切除(D2/3郭清)を行ってきた.臨床病理学的にNACの効果を検討した.【対象と方法】16例,男:女15:1,平均年齢62.2歳で,画像および切除標本の組織学的効果を検討した.【結果】術前評価は深達度T2,3,4が各4,10,2例,リンパ節転移はN2,3が各9,7例,進行度3A,3B,4が各2,6,8例であった.全例2コース施行, PR 9例,SD 7例で増悪例はなかった. D2/3郭清を伴う切除ができた.総合組織学的効果は1a,1b,2が各6,7,3例で10例が1b以上,ダウンステージ(DS)は12例,内容は深達度変化10例(63%),リンパ節N番号変化6例(38%)であった.根治度A,Bが3,13例であった.再発は7例,リンパ節5例,血行性3例(重複あり)であった.【まとめ】BalkyN2/N3伴う胃癌においてNACで12例がDSが得られた.深達度変化が10例(63%),リンパ節N番号変化が6例(38%)とDSに寄与した.根治度Aが3例あり,NACによる延命,治癒が期待される.

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:集学的治療

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