演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

がん相談支援センターにおける相談の質の向上プログラムの開発

演題番号 : O84-1

[筆頭演者]
八巻 知香子:1 
[共同演者]
高山 智子:1、清水 奈緒美:2、橋本 久美子:3、大石 美穂:4、関 由起子:5、小郷 祐子:1

1:国立がん研究セ がん対策情報セ、2:神奈川県立がんセ、3:聖路加国際病、4:佐賀県医療セ好生館、5:埼玉大

 

目的:がん診療連携拠点病院の相談支援センターは、質の保証が強く求められる段階にある。本研究では、相談支援センターの相談員との協働作業によって作成した教育介入プログラムを試行し、試行前後の現場の主観的評価ならびに第三者による評価を通じて、本プログラムの意義と効果について検討することを目的とする。方法:がんの相談の質に関する評価表を用いて、2回の教育介入を含むプログラムを作成し、プログラム開始前、各介入の終了後、計3時点における模擬電話による相談の質の評価得点の推移、ならびにメンターおよび参加者の主観的な評価を検討した。結果および考察:いずれの施設においても一定の負荷があるものの、相談員のスキルの向上と職場内で相談対応についての議論が促進されるという2点において効果があると認識されていた。模擬電話の評価得点の推移では、施設ごとの全体の平均値には有意な変化は確認できなかったが、相談員を特定できた施設においては、メンターを除く相談員の相談の質の平均が有意に向上した項目がみられた。よって、本プログラムは、負荷の調整と環境の整備とともに導入されれば、十分に実施の意義があることが示唆された。

キーワード

臓器別:その他

手法別:QOL

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