演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

新規炎症反応性マーカーを用いた胃癌患者の予後予測についての検討

演題番号 : O73-3

[筆頭演者]
石塚 満:1 
[共同演者]
小山 裕介:1、阿部 曉人:1、窪田 敬一:1

1:獨協医科大学第二外科

 

【目的】NLR(neutrophil-to-lymphocyte ratio)と血小板増加の組み合わせからなるCOP-NLR (Combination of platelet count and NLR)と胃癌手術施行患者の予後との関連を検討することを目的とした。【対象と方法】2000年1月から2009年8月までの間に、胃癌の診断で手術を施行した患者544例を対象とした。これらの症例に対し入院時データからNLR>3と血小板増加(>30x104/mm3)を共に認めるものをCOP-NLR 2 (n = 40)、どちらかのみ認めるものをCOP-NLR 1 (n = 156)どちらも認めないものをCOP- NLR 0 (n = 348)と定義し、グループ分けを行った。予後との関連については単、多変量解析を行い検討した。【結果】17の臨床背景因子を用いた単変量解析で、予後との関連を認めた12因子を用いた多変量解析の結果COP-NLR (0, 1/2) (hazard ratio, 1.781; 95% C.I., 1.094-2.899; P = 0.020)は年齢(<75/>75)、腫瘍肉眼型(3, 4, 5/0, 1, 2)、リンパ節転移(presence/absence)、血清アルブミン値(<3.5/>3.5)同様に予後との関連を認めた。生存分析の結果、COP-NLR高値群ほど予後不良であった(P < 0.001)。【結論】COP-NLRは胃癌患者の予後をよく反映し、術前診断として有用であると考えられた。

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:診断

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