演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

塩化ストロンチウムとゾレドロン酸を併用した転移性骨腫瘍に対する緩和療法

演題番号 : O53-4

[筆頭演者]
馬場 健吉:1 
[共同演者]
石橋 正敏:2、甲斐田 勇人:2、服部 睦行:2、久木山 智子:1、村木 宏一郎:2、淡河 恵津世:2、安陪 等思:1

1:済生会日田病、2:久留米大 放射線科

 

転移性骨腫瘍に対する疼痛緩和において、塩化ストロンチウムは前立腺癌や乳癌などの癌腫では標準治療として、用いられるようになり、報告によると奏効率は平均76%、 完全寛解率は平均32%(8%~77%)となっている。近年ではビスホスホネート製剤の転移性骨腫瘍に対する効果も注目されており、疼痛緩和と腫瘍縮小効果も報告されるようになった。我々は、転移性骨腫瘍に対し、2010年4月より、塩化ストロンチウムとゾレドロン酸を併用して疼痛緩和療法を行っている。その内訳は前立腺癌で19例、乳癌で7例、肺癌で15例、その他の癌で9例である。疼痛緩和に関しては奏功率が90%良好な結果となった。また、腫瘍縮小効果も検証できた範囲で32例中20例認められ、塩化ストロンチウムとゾレドロン酸併用での腫瘍縮小効果も証明できるものとなった。今後の展望として、本治療が骨転移に対する疼痛緩和および腫瘍縮小効果が期待できる治療になりうるかのどうかのさらなる検討が必要である。

キーワード

臓器別:骨軟部

手法別:緩和医療

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