演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

がん診療画像レファレンスデータベース:画像診断・病理診断の均てん化の工夫

演題番号 : O52-5

[筆頭演者]
女屋 博昭:1 
[共同演者]
楠本 昌彦:1、荒井 保明:1、久野 博文:2、佐竹 光夫:2、村松 幸男:3、加藤 雅志:4、若尾 文彦:4

1:国立がん研究センター中央病院 放射線診断科、2:国立がん研究センター東病院 放射線診断科、3:国立がん研究センターがん予防・検診研究センター、4:国立がん研究センターがん対策情報センター

 

【Background】がん診療画像レファレンスデータベース(NCC-CIR)は、がん症例に関する術前画像(内視鏡、US、CT、MRI他)から病理診断画像を中心とする参照症例を基本に企画されている。1998年からWeb上で無料公開を開始し、症例数を増やすとともに、画像診断と病理診断の有用な情報発信サイトとなるべく、様々な形式のコンテンツ充実をはかっている。 画像診断では、専用DICOMビューアのダウンロードにより、個人のPC上に院内とほぼ同様な環境を提供する。病理診断では近年有用性が高まっているデジタル病理診断の一つである Virtual Slide の公開も積極的に行っている。 多列検出器CTやPET/CTの普及など画像診断を取り巻く環境に柔軟に対応し、また、今後の拡張性・発展性を持たせることをねらいとして、プラットフォームをWindowsとする等2007年には大規模なサイトリニューアルを行ってきた。有効アクセス総数は変更直後に2倍に増加、その後も、新規症例公開の継続、新コンテンツ(学習ソフト等)の導入、新しい画像形式の採用等により、2008年7月頃から現在まで有効アクセス数は毎月ほぼ10万件以上を維持している。【Learning objects】本発表では、がん医療の均てん化を診断面から支援するための企画案とコンテンツ充実の進捗状況をがん診療に携わる多くの方々に情報提供して、当サイトの利用促進をはかることを目的とし、また、新たな企画を呼び込むこともねらいとしたい。・症例データベース画像の簡易な検索(がん種別)と閲覧、・3つの自己学習ソフト(肺結節診断のトレーニングプログラム)の開発、・画像診断コンサルテーションと病理診断コンサルテーションとの連携 について報告し、新企画案として: 1.分子標的治療のための病理診断(胃癌HER2など)のVSアトラス集作成、 2.肺腺癌の新基準(2011-IASLC)7亜型の典型例公開と基準普及の試み、 3.ピロリ菌感染による背景胃粘膜のX線造影像を扱う。

キーワード

臓器別:その他

手法別:診断

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