演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

重粒子線治療を受けたがん患者のQOLアンケート評価(SF-8)の1年後の変化

演題番号 : O48-2

[筆頭演者]
加藤 弘之:1 
[共同演者]
北田 陽子:1、白井 克幸:1、野田 真永:1、清原 浩樹:1、齋藤 淳一:1、小山 佳成:1、鈴木 義行:1、大野 達也:1、中野 隆史:1

1:群馬大・重粒子線医学研究セ

 

【目的】粒子線治療はその線量集中性から有害事象の低減が期待されているが,患者主観的評価による粒子線治療の影響を評価した報告は少ない.そこで,当センターで重粒子線治療を行った症例に対して,重粒子線治療前と治療開始1年後にQOLアンケート調査を行い,重粒子線治療のQOLへの影響を評価した.【方法】QOLアンケート調査にはSF-8質問紙票を用い,治療開始前と治療開始後1年での身体的サマリースコア(PCS)と精神的サマリースコア(MCS)を集計した.当センターで2010年3月より2012年3月までに重粒子線治療を行った症例のうち,治療開始前と治療開始1年後のQOLアンケート調査が行えた219例を解析対象とした.【結果】219症例の疾患別内訳は,前立腺癌184例,肺癌11例,肝臓癌9例,直腸癌術後再発1例,頭頸部腫瘍9例,骨軟部腫瘍5例であった.治療開始前のPCSとMCSの平均値±標準偏差はそれぞれ50.0±6.4,49.4±6.2,治療開始1年後のPCSとMCSの平均値±標準偏差はそれぞれ49.4±6.7,51.0±5.4であった.【結論】重粒子線治療開始1年後においても,精神的QOLおよび身体的QOLが治療開始前とほぼ同等に維持されていることが確認された.

キーワード

臓器別:その他

手法別:QOL

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