演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

安全なオピオイドローテーションのための投与量換算ソフト作成と運用の試み

演題番号 : O29-6

[筆頭演者]
内藤 正規:1,3 
[共同演者]
佐藤 武郎:1、本間 雅士:2,3、中村 隆俊:1、小倉 直人:1、山梨 高広:1、三浦 啓寿:1、筒井 敦子:1、三重野 浩朗:1,3、森谷 宏光:1,3、平山 武司:2,3、川野 千尋:2,3、長谷川 香奈子:3、黒山 政一:2、渡邊 昌彦:1

1:北里大医学部 外科学、2:北里大東病 薬剤部、3:北里大東病 緩和委

 

【緒言】がん疼痛治療においてオピオイド製剤の使用や,オピオイドローテーションは不可欠である.しかし,オピオイドローテーションにおける製剤間の投与量換算は煩雑なため,算出ミスにともなう誤薬により重篤な副作用を誘発する危険性がある.【目的】オピオイドローテーションの算出ミスを防止し,安全なオピオイド製剤の使用を目的としてオピオイドの投与量換算ソフトを作成した.換算ソフトを使用して,医師の指示・薬剤師の監査・看護師の確認によるオピオイドローテーションシステムの運用を試みた.【ソフト作成】ガイドラインや文献等から院内共通のオピオイド投与量換算表を作成した.Microsoft社製のExcelを用いて換算投与量およびレスキュー量が正確に算出できるソフトを作成した.換算ソフトは院内イントラネットに載せ,必要時に利用できるようにした.【システム運用】(1) 医師が換算ソフトを使用してオピオイド製剤の投与量を指示してから薬剤師に連絡をする.(2) 薬剤師は投与量を監査し電子カルテに結果を記載する.(3) 看護師は医師の指示量と薬剤師による監査結果を確認してから患者に施行する.【結果】2012年10月に運用を開始してから2013年4月までの期間に,オピオイドローテーションを施行した件数は入院24件,外来5件の計29件であった.このうち,薬剤師から医師への照会件数は10件であったが,投与量の修正を必要とするものはなかった.【まとめ】オピオイド製剤の投与量換算ソフトにより,簡便かつ安全にオピオイドローションを行うことができた.

キーワード

臓器別:その他

手法別:緩和医療

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