演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

CIN1/2 フォローアップにおけるp16染色の臨床的意義

演題番号 : O28-3

[筆頭演者]
松元 隆:1 
[共同演者]
寺本 典弘:2、小西 晴久:2、大亀 真一:1、小島 淳美:1、白山 裕子:1、横山 隆:1、竹原 和宏:1、野河 孝充:1

1:四国がんセ 婦人科、2:四国がんセ 病理科

 

【緒言】近年, CIN1/2(cervical intraepithelial neoplasia 1/2)フォローアップにおけるHPV(human papillomavirus)タイピング検査の有用性が明らかにされ,「産婦人科診療ガイドライン・婦人科外来編2011」においても,CIN1/2 の管理方法をHPV タイピング検査の結果により区別して管理することが勧められている(推奨レベルB)。今回われわれは,CIN1/2 フォローアップにおけるp16 免疫染色の意義を検討した。【方法】生検標本CIN1:110 例,CIN2:42例にp16 免疫染色を施行,その染色性と予後との関連を解析した。統計学的検討にはフィッシャーの直接確率法を用いた。【成績】[p16 陽性率]CIN1:29.1%(32/110),CIN2:88.1%(5/42)。[CIN3 への進展率]CIN1:p16 陰性 9.0%(7/78)/p16 陽性 28.1%(9/32),P = 0.017。CIN2:p16 陰性 0%(0/5)/p16 陽性 35.1%(13/37),P = 0.301。【結論】p16 免疫染色陽性のCIN1 症例では,陰性症例と比較して,CIN3 への進展リスクが有意に高く,フォローアップの方法の個別化に有用である可能性がある。

キーワード

臓器別:子宮

手法別:診断

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