演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

乳房内再発における従来のリスク因子とサブタイプの関係

演題番号 : O19-2

[筆頭演者]
松下 亜子:1 
[共同演者]
石飛 真人:1、中山 貴博:1、元村 和由:1、小山 博記:1、玉木 康博:1

1:大阪府立成人病センタ- 乳腺内分泌療法外科

 

背景:乳房温存療法後の乳房内再発(以下、IBTR)に関するリスク因子として、従来、切除断端状況、ブースト照射の有無、年齢などがよく知られているが、近年、サブタイプが乳房内再発に関与することがわかってきた。従来のリスク因子とサブタイプとの関連性はよくわかっていない。目的:当院におけるIBTRについて、切除断端状況、ブースト照射の有無、年齢、サブタイプ別に解析し、IBTRに関わる因子を検討した。対象:2001年7月~2003年12月の初発手術症例に対して乳房温存療法を施行した症例のうち、切除断端状況、ブースト照射の有無が判明している329例を診療録より調査した。結果:観察期間中央値5.9年にて、329例中19例にIBTRを認めた(5年IBTR-free survival 96%)。切除断端状況、ブースト照射の有無、年齢、サブタイプのうち、ブースト以外は有意にIBTR-free survivalと相関した。切除断端陽性、40歳未満、HER2タイプでいずれも有意に5年IBTR-free survivalが不良であった(91%, 86%, 74%)。さらに多変量解析にて、切除断端状況、年齢、サブタイプのいずれも独立したリスク因子となった。結論:サブタイプとともに切除断端状況、年齢がIBTRに関与している可能性が示唆された。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:疫学・予防

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