演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

ホルモン強陽性、Her2陰性乳癌に対する化学療法効果予測の検討

演題番号 : O19-1

[筆頭演者]
北畠 俊顕:1 

1:順天堂大学医学部附属練馬病院 総合外科

 

目的:ホルモン強陽性、Her2陰性乳癌おいて病理学的因子(NG,HG,Ki-67L.I.)から化学療法効果予測が可能かを検討した。対象:2005年7月から2012年12月の間で、PST後手術を施行した67例を対象とした。結果:平均年齢52.0歳、PST前腫瘍径31.2mm、PST後腫瘍径18.0mm、縮小率57.7%であった。NG別では、著効群(grade2b,3):非著効群(grade2a,1b,1a,0)は、NG1,2で8:47、NG3で2:8であった(N.S.)。HG別では、著効群:非著効群は、HG1,2で8:47、HG3で1:8であった(N.S.)。Ki-67L.I.は中央値が18.1%であった。著効群:非著効群は、14%未満では2:21、14%以上では7:26(N.S.)、20%未満では3:29、20%以上では6:18(N.S.)、30%未満では6:42、30%以上では3:5(N.S.)であった。また、Ki-67L.I.の平均値の比較でも、grade0,1a群とgrade1b,grade2a群およびgrade2b,grade3群ではそれぞれ、17.4%、18.1%、22.9%と有意差は認めなかった。結語:NG3であれば効果は高い傾向にあるが、有意差は認めなかった。HGでは有意差は認めなかった。Ki-67L.I.が30%以上で化学療法の効果が高い傾向にあるが有意差は認めなかった。14%では有意差は認めず、Luminal A、Bの分類では化学療法選択は慎重にすべきと考えられた。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:化学療法

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