演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

マンモグラフィで所見が無く超音波のみ所見のある乳癌の臨床病理学的特徴

演題番号 : O18-1

[筆頭演者]
浅川 英輝:1 
[共同演者]
林 剛:1、藤野 啓一:1、小泉 和也:1、三田 一仁:1、村林 亮:1、永易 希一:1、橋本 昌俊:1、高橋 昴大:1、伊藤 英人:1

1:新東京病院 外科

 

【はじめに】マンモグラフィ(以下MMG)で所見が無く超音波検査(US)が発見契機となる乳癌症例は約7.5%とも言われ、検診施行時にしばしば問題となる。【目的】検診MMG有所見症例の精査結果詳細およびMMGで所見が無くUSで発見された乳癌(以下MMG陰性乳癌)の臨床病理学的特徴について検討する。【対象と方法】2011年1~12月に施行したMMG症例1412例を対象とし、検査結果について検診精度管理を含めた検討を行った。【結果】カテゴリー(以下C)1,2は1137例(80.5%)、C3以上は275例(19.5%)。乳癌症例はC1,2のうち7例(0.6%)、C3以上のうち45例(16.4%)。MMG陰性乳癌の平均年齢は58.7±11.7歳、乳腺背景濃度は高濃度1例、不均一高濃度3例、乳腺散在2例、脂肪性1例。組織型はDCIS:2例、2a1:2例、2a3:2例、2b3:1例、腫瘍径は1.0±0.6cm、HG1:4例、HG2:1例、リンパ節転移陽性は2例であった。また全例luminal A(ER/PgR+, HER2-)であり、2013年5月現在、再発例は認めていない。【結論】超音波併用検診を行う事でMMG同定困難な乳癌も発見し、検診精度を高める事が可能となる。またMMG陰性乳癌はbiological activityの低い傾向がうかがえた。予後及び諸家の文献的考察も加え報告する。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:疫学・予防

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