演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

GC療法抵抗性尿路上皮癌に対するGemcitabine-Docetaxel-Carboplatin(GDC)療法の検討

演題番号 : O12-6

[筆頭演者]
深津 顕俊:1 
[共同演者]
上平 修:1、木村 恭祐:2、平林 毅樹:1、山口 朝臣:1、平林 裕樹:1、守屋 嘉恵:1、吉川 羊子:1、松浦 治:1

1:小牧市民病院 泌尿器科、2:国立病院機構 名古屋医療センター 泌尿器科

 

【目的】近年、進行性尿路上皮癌に対するfirst lineの化学療法としてgemcitabine-cisplatin (GC) 療法が標準的となりつつあるが、GC療法抵抗性尿路上皮癌に対するsecond lineの治療法は確立されていない。今回我々は、GC療法抵抗性尿路上皮癌に対するgemcitabine-docetaxel-carboplatin (GDC)療法の有効性と安全性について検討した。【対象と方法】2009年2月から2012年12月までの間に進行性尿路上皮癌に対してGC療法を施行した151例中、抵抗性を示しGDC療法を施行した25例(男性23例・女性2例、平均年齢69.3歳)を対象とした。gemcitabine 750 mg/m2をday 1およびday 8、docetaxel 50 mg/m2とcarboplatin AUC 5をday 1に投与した。21日を1クールとし、病状の進行を認めた場合や有害事象が忍容できなくなった場合、治療を終了した。【結果】平均投与回数は3.1回(1-6)、観察期間の中央値は8.2ヶ月(1.9-18.5)あった。CRを認めなかったが、PRを13例(52.0%)に認めた。無増悪期間の中央値は6.7 ヶ月(1年無増悪生存率39.5%)、全生存期間の中央値は12.9ヶ月(1年全生存率55.6%)であった。Grade 3以上の有害事象を18例(72.0%)に認め、その内訳は白血球減少9例(36.0%)、貧血6例(24.0%)、血小板減少15例(60.0%)、食欲不振7例(28.0%)、悪心嘔吐6例(24.0%)、下痢4例(16.0%)であった。【結論】GDC療法はGC療法再燃後であっても有効な場合があり、GC抵抗性尿路上皮癌に対する治療法の選択肢となり得た。

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:化学療法

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