演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

食道癌術後再建胃管癌の検討

演題番号 : O112-5

[筆頭演者]
早田 啓治:1 
[共同演者]
中森 幹人:1、中村 公紀:1、尾島 敏康:1、勝田 将裕:1、飯田 武:1、松村 修一:1、北谷 純也:1、岩橋 誠:2、山上 裕機:1

1:和歌山県立医科大学 第2外科、2:泉大津市立病院 外科・内視鏡外科

 

【目的】近年、食道癌術後の治療成績の向上に伴い胃管癌も増加傾向にある。今回、当科における胃管癌症例の診断、治療について検討した。【対象】食道癌術後胃管再建例257例中2001年から2011年に発症した胃管癌10例(3.9%)。【結果】10例12病変中11病変が分化型腺癌であり、1病変が低分化型腺癌であった。胃管癌診断時期は食道癌術後、5-180ヶ月(中央値31ヶ月)であった。ESD治療された8症例に検討すると深達度はm癌6例、sm1癌2例であり、腫瘍径5-12mm(平均8.5mm)、切除径10-38mm(平均29mm)、施行時間50-160分(平均79分)、すべて一活切除可能であった。合併症として8例中4例に穿孔(保存的)を認めた。手術治療を行った1例は境界が不鮮明であったため、開腹下に前庭部切除を施行し、腫瘍径30mm、高分化型腺癌、m癌であった。化学療法を施行した1例は低分化型腺癌のスキルス癌であり診断時にT3N3CY1M0のstageIVであった。【結語】胃管癌の早期発見のために長期にわたり年1回以上の定期的な内視鏡検査が必要である。胃管癌ESDでは穿孔が多い傾向にあり注意を要する。

キーワード

臓器別:食道

手法別:診断

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