演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

外来がん化学療法における副作用調査

演題番号 : O104-5

[筆頭演者]
櫛原 秀之:1 
[共同演者]
櫛原 朋恵:1、天野 真由美:2、濱嶋 なぎさ:2、近藤 千紘:3、長瀬 通隆:3、本多 和典:4、池田 義明:1、河田 健司:5、野村 史郎:3、森 一博:1

1:名古屋第一赤十字病院 薬剤部、2:名古屋第一赤十字病院 看護部、3:名古屋第一赤十字病院 化学療法内科、4:名古屋大学医学部付属病院 化学療法部、5:藤田保健衛生大学病院 臨床腫瘍科

 

目的:がん化学療法では、日常生活に支障をきたすGrade3以上の副作用が出現した場合、治療が中止されることが多いが、Grade2以下の場合では支持療法により症状を軽減して治療が継続される。このため、安全に外来化学療法を継続するためには、医療従事者が患者の抱える諸症状を十分に把握することが重要となる。今回、外来がん化学療法における副作用発現状況を調査した。
方法:2011.4~2013.3の外来化学療法患者を対象に、非血液毒性12項目、血液毒性4項目を診療録から後方視的に調査した。副作用はCTCAEで評価し、2011年実施調査と比較した。
結果:対象は1311名13674件であった。Grade2以上の非血液毒性は、便秘45%が最も多く、次いで神経障害が20%であった。Grade3以上は神経障害1.8%、便秘0.7%の順であった。Grade3以上の血液毒性は、好中球減少19%、Hb減少10%の順であった。2011年実施調査に比べて副作用の発現頻度順に大きな変化は認められなかったが、Grade2以上の非血液毒性の発現頻度は8項目で減少していた。
考察:外来がん化学療法では、中止に至らない非血液毒性が高頻度に発現していた。多職種連携の充実により、適切な支持療法を早期より実施する必要がある。

キーワード

臓器別:その他

手法別:チーム医療

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