演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

前立腺癌患者の初回内分泌療法と診断時年齢

演題番号 : O103-6

[筆頭演者]
稲元 輝生:1 
[共同演者]
東 治人:1、樋之津 史郎:2,10、塚本 泰司:3,10、大家 基嗣:4,10、小川 修:5,10、北村 唯一:10、鈴木 和浩:6,10、内藤 誠二:7,10、並木 幹夫:8,10、西村 和郎:10、平尾 佳彦:10、宇佐美 道之:10、村井 勝:10、赤座 英之:9,10

1:大阪医科大学 泌尿器科、2:岡山大学病院 新医療研究開発センター、3:札幌医科大学 泌尿器科、4:慶応大学 泌尿器科、5:京都大学 泌尿器科、6:群馬大学 泌尿器科、7:九州大学 泌尿器科、8:金沢大学 泌尿器科、9:東京大学先端科学技術研究センター、10:J-CaP研究会

 

目的; CaP患者診断時年齢と疾患の進展の関わりを検討したstudyは確立されていない。方法; 本邦で初回内分泌療法で治療された19,246人のデータを用いた。治療様式、進展なし生存を評価すると同時に、J-CAPRAスコアを年齢群で判定した。結果; <66歳、66-<71、71-75歳、>75歳と群分けで、それぞれ1,968名、2,730名、5,224、9,324名と高齢者の割合が多かった。Gleason score8以上が<66歳群は37.8%と多く、年齢が上昇するごとに低下した。リンパ節転移・遠隔転移も年齢の上昇と逆相関した。J-CAPRA scoreも同じく年齢が上昇するごとに低下した(J-CAPRA score8以上;順に17.9%、13.9%、9.4%、8.7%)。若いほどCABを受ける割合が上昇した。進展なし生存は<66歳群ではD'Amicoの低リスク群と中等度リスク群間の有意差が消失し(Log-rank p= 0.4751、95% CI;0.8140 - 1.555)、他の年齢群で見られたリスク群に応じた生存予測と異なった。考察; J-CAPの患者は、より若い患者群で高リスクの前立腺癌が治療されており、初回内分泌療法を受けた患者に限定したCaPSUREの報告とは類似する。若い低リスク群はCAB療法を受けても進展無し生存へのメリットは限られていた。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:内分泌・ホルモン療法

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