演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

ハイリスク局所前立腺癌に対する内分泌療法併用高線量率組織内照射治療の検討

演題番号 : O102-1

[筆頭演者]
吉川 和朗:1 
[共同演者]
若宮 崇人:1、小池 宏幸:1、井口 孝司:1、山下 真平:1、西澤 哲:1、射場 昭典:1、児玉 芳季:1、松村 永秀:1、柑本 康夫:1、原 勲:1

1:和歌山県立医科大学 泌尿器科

 

【目的】ハイリスク局所前立腺癌に対する内分泌療法を併用した外照射併用高線量率組織内照射治療の検討を行う。【対象と方法】2007年11月から2012年4月の間に、ハイリスク前立腺癌(cT3a以上またはグリソンスコア8以上またはPSA<20ng/ml)に対し内分泌療法を併用し外照射併用高線量率組織内照射を施行した104症例を対象とした。全例に放射線治療前から内分泌療法が施行され、104例中19例は放射線治療後内分泌治療は中止され、残りの85例は放射線治療後3-56ヵ月間(中央値24ヵ月)内分泌療法が継続された。【結果】患者の平均年齢は72歳、治療開始前のPSAの平均値は34.1ng/mlであった。臨床病期のT分類はT2c以下が25例、T3aが53例、T3bが26例であった。観察期間の中央値は28カ月で、5年の全生存率は94%、生化学的非再発生存率は70%であった。log-rank検定による単変量解析ではグリソンスコアおよび生検コア陽性率が生化学的再発の有意な因子であった。cox回帰分析による多変量解析では年齢、グリソンスコア、T分類が生化学的再発の有意な因子であった。【結論】ハイリスク局所前立腺癌に対する内分泌療法を併用した外照射併用高線量率組織内照射は有効な治療と考えられる。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:放射線治療

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