演題抄録

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開催概要
開催回
第58回・2020年・京都
 

既治療の進行非小細胞肺癌に対する免疫チェックポイント阻害薬使用例での予後因子検討

演題番号 : P-210

[筆頭演者]
中川 望:1 
[共同演者]
越智 宣昭:1、三村 彩香:1、市山 成彦:1、田岡 征高:1、長﨑 泰有:1、小原 弘之:1、中西 秀和:1、山根 弘路:1、瀧川 奈義夫:1

1:川崎医科大学附属川崎病院・総合内科学4

 

【背景】化学療法既治療の進行NSCLC対しICIが使用されてきたが、未治療の進行NSCLCに対してICIと化学療法併用が多くなってきた。既治療NSCLCに対するICIの使用機会が減ったため、その予後因子解析が難しくなっている。【方法】当院でICIを投与した化学療法既治療NSCLCの予後因子を後方視的に検討した。【結果】対象は34例で、年齢中央値(範囲):69歳(29-84)、男/女:26/8、喫煙歴:有/無=25/9、非扁平上皮癌/扁平上皮癌=28/6、放射線治療歴有/無=22/12、PD-L1発現:0%/1~49%/50%以上/不明=4/9/4/17であった。PS≧2でPFSとOSは不良であった(PFS中央値: 3.7m vs 1.4m; p=0.004, OS中央値 16.3m vs 3.0m; p<0.001)。好中球・リンパ球比の高値例でOS不良の傾向を認めた(p=0.063)。年齢、喫煙歴、組織型、放射線治療歴、PD-L1発現、チャールソン併存疾患指数については予後と有意な関連を認めなかった。【結語】実臨床においてもPSは予後因子であったが、予想に反して併存疾患指数では生存に差は認められなかった。

キーワード

臓器別:肺・縦隔・胸膜

手法別:免疫療法

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