演題抄録

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開催概要
開催回
第58回・2020年・京都
 

Paclitaxel抵抗性進行再発乳癌に対するBivacizumabの追加投与の有効性の検討

演題番号 : P-55

[筆頭演者]
佐藤 あい:1 
[共同演者]
関谷 健太:1、范姜 明志:1、中井 麻木:1、栗田 智子:1、武井 寛幸:1

1:日本医科大学付属病院・乳腺科

 

【はじめに】一般に進行・再発乳癌に対する1次治療として、Paclitaxel(PTX)+Bevacizumab(Bmab)療法はPTX単剤と比較して全生存期間(OS()の有意差は認めないものの、無増悪生存期間(PFS)を有意に延長することが知られている。実臨床においては、2次治療以降にPTX+Bmab療法を導入することも多い。その中でもPTX単剤に抵抗性となった症例に対して、PTXを継続した上にBmabを追加した場合の効果については一定の見解がなく、報告例も少ないという現状である。
【対象と方法】当院で進行・再発乳癌に対しPTX単剤療法がPDとなった直後にPTX+Bmab療法を導入し効果が得られた5症例に対し後方視的に観察を行った。年齢は47-75歳。PTX+Bmab療法導入前に1-4レジメンの化学療法による既治療があった。PTX+Bmab療法導入時に胸水・腹水を有する症例はなかった。効果判定は画像検査、腫瘍マーカーを用いて行った。
【結果】1症例は治療終了し、4症例は現在治療継続中である。治療継続期間は現在投与中の患者を含み2-9か月。有害事象はいずれもGrade0-1であった。治療終了理由はPDであった。今回我々はPTX抵抗となった後にPTX+Bmab療法を導入し効果が認められた5症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:化学療法

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