演題抄録

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開催概要
開催回
第58回・2020年・京都
 

Triple Negative Breast Cancer (TNBC) 早期再発症例の検討

演題番号 : P-53

[筆頭演者]
谷 眞弓:1 
[共同演者]
小関 淳:1、小山 祐未:1,2、髙橋 紗綾:1,2、多田 敬一郎:2

1:日本大学病院・乳腺内分泌外科、2:日本大学附属板橋病院・乳腺内分泌外科

 

TNBCは乳がんのなかで悪性度が高いsubtypeであり、早期再発をきたした4例について検討した。2015年から2019年の5年間で手術が施行された乳がん症例でTNBCは37例(10.9%)、そのうち2年以内の早期再発例は4例(TNBCの10.8% 全体の約1%)であった。再発部位は3例では肺であり、1例は皮膚・リンパ節転移であった。リンパ節転移は再発例で全例陽性、脈管侵襲は3例(75%)、年齢は40歳台3名、80歳1名、80歳以外の3例に術前化学療法が施行された。化学療法はTNBC症例の9例に施行されており、効果がgrade3 2例、2b 1例では再発は認められず、grade 2a、1、0 ではそれぞれ2例中1例が再発していた。再発症例の4例ともKi67値は40%以上であり、化学療法施行後もKi67値の低下は認めていない。効果がgrade2aであった症例においてもKi67は90%、術後TS-1投与するも有害事象で2ヶ月で中止となり、術後5ヶ後に肺転移を認めた。(まとめ)再発因子としてリンパ節転移の有無、脈管侵襲、Ki67 高値(特に術前化学療法後の増加と高値持続症例)と術後補助療法の継続の有無が関与していると思われた。また今後pCR率をあげることが重要と考えられた。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:化学療法

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