演題抄録

口演

開催概要
開催回
第58回・2020年・京都
 

未治療mRCCのNIV+IPI実臨床観察研究(J-cardinal study):1年follow-up subgroup解析

演題番号 : O35-2

[筆頭演者]
山名 一寿:1 
[共同演者]
加藤 廉平:2、佐塚 智和:3、小島 崇宏:4、田中 一:5、濱本 周造:6、山本 勇人:7、杉野 友亮:8、中井川 昇:9、加峰 弘毅:10、藤森 健夫:11、小原 航:2

1:新潟大学医歯学総合病院・泌尿器科、2:岩手医科大学附属病院・泌尿器科、3:千葉大学附属病院・泌尿器科、4:筑波大学附属病院・泌尿器科、5:東京医科歯科大学附属病院・泌尿器科、6:名古屋市立大学病院・泌尿器科、7:弘前大学附属病院・泌尿器科、8:三重大学附属病院・泌尿器科、9:横浜市立大学附属病院・泌尿器科、10:ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会・メディカル・オンコロジー領域統括部、11:小野薬品工業株式会社・メディカルアフェアーズ統括部

 

【背景】ニボルマブ・イピリムマブ(NIV+IPI)併用療法は、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌に対する治療として、2018年8月21日に本邦で承認された。NIV+IPI併用療法の実臨床での使用実態、有効性および安全性を調査する目的で、後方視的観察研究(J-cardinal study)が実施され、第57回日本癌治療学会学術集会(2019年10月)で32例の3カ月フォローアップ解析結果を報告した。
【目的】J-cardinal studyに登録された患者のうち投与後1年時点における患者背景因子別の有効性(PFS)について検討する。
【方法】2018年8月21日から2019年1月31日までの間に治療を開始した患者45例を対象とした多施設(9施設)による後方視的観察研究であり、背景因子別の有効性(PFS)を探索的に評価した。
【結果】抄録作成時点で確認できた29例でのPFS中央値は14.5ヶ月、1年PFS率は57.1%であった。患者背景因子別での1年PFS率は、75歳未満 vs 75歳以上:62.8% vs 44.4%、淡明細胞型 vs 非淡明細胞型:58.7% vs 40.0%、腎摘出 vs 非腎摘出:52.7 % vs 61.4 %、IMDCリスク分類 intermediate vs poor:63.5 % vs 50.0 %であった。本学会ではより詳細なサブグループ解析結果を報告する。
【まとめ】NIV+IPI併用療法は、実臨床において75歳以上、非淡明細胞型、非腎摘出およびIMDCリスク分類poor症例など様々な患者背景を有するサブグループにおいても有効性が認められた。

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:免疫療法

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