演題抄録

ワークショップ

開催概要
開催回
第55回・2017年・横浜
 

地域一般病院の外来化学療法におけるレジメン管理と実施手順

演題番号 : WS7-6

[筆頭演者]
三松 謙司:1 
[共同演者]
熊坂 美希子:2、白戸 美穂:2、林 愛:2、當間 嗣利:3、今井 豊:3、小林 芳弘:4、藤川 博敏:5、岸本 裕一:6、吹野 信忠:1、勝呂 元:7

1:独立行政法人地域医療機能推進機構横浜中央病院・外科、2:独立行政法人地域医療機能推進機構横浜中央病院・看護局、3:独立行政法人地域医療機能推進機構横浜中央病院・薬剤部、4:独立行政法人地域医療機能推進機構横浜中央病院・検査部、5:独立行政法人地域医療機能推進機構横浜中央病院・消化器内科、6:独立行政法人地域医療機能推進機構横浜中央病院・泌尿器科、7:独立行政法人地域医療機能推進機構横浜中央病院・呼吸器内科

 

【目的】外来化学療法の運営においてレジメン管理と治療手順の順守は、エビデンスに基づいた治療の実践と医療安全の観点から重要である。地域一般病院である当院において行っている化学療法のレジメン管理と外来化学療法の実施手順について報告する。
【方法】レジメン管理は、月1回開催される化学療法委員会で行っている。レジメンがエビデンスに基づいているか、薬剤の使用や投与量が保険算定上問題のないかなどを委員会で検討し、新規レジメンの追加や旧レジメンの削除・修正を行っている。また、使用可能な登録レジメンの投与例、副作用、効果などを記載した化学療法マニュアルを作成し、電子カルテ内に掲示している。実際の化学療法の実施には、エクセルで作成したレジメン登録票を使用している。レジメン登録票には、癌腫、投与レジメンごとの薬剤、投与量の計算、投与日のカレンダーが自動入力される。レジメン登録票は医師が記載し外来化学療法室で看護師が一元管理している。レジメン登録票を医師、看護師、薬剤師がトリプルチェックすることで、薬剤、投与量、投与日のチェックを行っている。
【結果】当院の外来化学療法は2006年12月に一般外来を改修し、リクライニングチェアー7床から開始した。2011年6月の新設に伴い薬剤ミキシングルームを併設し、リクライニングチェアー6床とベット2床を整備した。2017年4月現在のレジメン管理総数は106(消化器癌48、乳癌12、肺癌24、泌尿器腫瘍13、皮膚腫瘍7、その他2)であった。外来化学療法は2006年12月から2017年3月までにのべ5698人に施行された。医師によるレジメン提出忘れ、外来化学療法室の予約忘れを数件認めたが、化学療法の実施にあたり大きな問題は経験していない。
【考察・結語】使用可能な化学療法レジメンを登録制とし、化学療法マニュアルを作成することで安全な外来化学療法が実施できた。地域一般病院において標準的な化学療法を安全に施行するためには、レジメン管理と外来化学療法室運営を充実させる必要がある。

キーワード

臓器別:その他

手法別:チーム医療

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