演題抄録

デジタルポスター

開催概要
開催回
第55回・2017年・横浜
 

AYA世代に発症したホジキンリンパ腫12例の検討

演題番号 : P7-1

[筆頭演者]
長瀬 大輔:1 
[共同演者]
藤野 春香:1、三井 ゆりか:1、渋谷 亜紀子:1、石原 晋:1、加藤 元浩:1、倉石 安庸:1、名取 一彦:1

1:東邦大学・医療センター大森病院・血液・腫瘍科

 

今回は当科で経験したAYA世代のHL12例について検討した。4例は進行期で診断され、うち2例はABVD療法抵抗性でうち1例が死亡、もう1例は自家移植後救援療法中であった。残りの8例は限局期で診断され、全例で寛解状態が維持されていた。晩期合併症については現在のところ出現していない。AYA世代の造血器悪性腫瘍は、リンパ腫や白血病などが知られている。AYA世代の造血器腫瘍治療の問題点は①世代によるプロトコールの違い②妊孕性の低下や晩期合併症のためのQOLの低下の可能性があることといえる。一方ホジキンリンパ腫(HL)は、近年治療法のアプローチが進み、①限局期ではより低毒性の治療を目指す方向に②進行期では再発・難治例に対する新規治療の導入などがあり、いかに低毒性で効率的に治療効果を得るという目標のもと新たな治療戦略に対するアプローチがなされている。これらのアプローチの臨床応用や、二次発癌をはじめとする晩期合併症の管理も特にAYA世代の患者では重要になると考えられた。

キーワード

臓器別:造血器・リンパ

手法別:化学療法

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