演題抄録

デジタルポスター

開催概要
開催回
第55回・2017年・横浜
 

限局性前立腺癌の初期治療法の推移

演題番号 : P65-5

[筆頭演者]
南里 正之:1 
[共同演者]
南里 正晴:1

1:南里泌尿器科医院

 

【緒言】限局性前立腺癌の初期治療にはPSA監視療法、手術、放射線治療、内分泌療法が施行されている。近年、PSA検査の普及に伴う過剰治療が懸念されPSA監視療法も症例によっては推奨されてきている。手術は開腹術から腹腔鏡下、ロボット支援とより低侵襲な術式が普及しており、放射線は組織内照射療法と外照射があるが、外照射は三次元原体照射から強度変調放射線治療、重粒子線治療といった低侵襲な治療が普及してきた。
【目的】この12年間で限局性前立腺癌の治療法にどのような傾向があるかを検討すること。
【方法】2005年から2016年までの12年間に限局性前立腺癌と診断した586名を対象とし経年的な治療法の傾向を評価した。
【結果】年齢は平均71歳、PSAの中央値は8.1ng/mlであった。初期治療としてPSA監視療法は22例、手術は127例、放射線治療は160例、内分泌療法は268例、不明は9例であった。経時的に内分泌療法は減少しており、手術や放射線療法の根治的治療やPSA監視療法は増加していた。
【まとめ】低侵襲な術式の開発や治療効果の高い放射線治療の普及によりこの12年間で根治的治療を選択する割合が増加していた。また低リスク前立腺癌に対してはPAS監視療法を選択する症例が増加していた。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:集学的治療

前へ戻る