演題抄録

デジタルポスター

開催概要
開催回
第55回・2017年・横浜
 

当院における進行再発膵がんに対するgemcitabine+nab-paclitaxel療法の検討

演題番号 : P48-1

[筆頭演者]
松本 俊彦:1 
[共同演者]
木村 彰吾:1、姫井 人美:1、難波 真太郎:1、筑木 隆雄:1、高木 慎二郎:1、髙谷 昌宏:1、森下 博文:1、奥新 浩晃:1

1:日本赤十字社姫路赤十字病院・内科

 

目的:
当院における進行再発膵がんに対する一次治療としてのgemcitabine+nab-paclitaxel療法の成績について検討する。
方法:
2015年1月から2017年2月に進行再発膵がんに対して、当院にてgemcitabine+nab-paclitaxel療法を行った45症例について後方視的に検討を行った。
結果:
年齢中央値は68歳(範囲:49-85歳)、男性が29例、ECOG PS 0が18例、1が26例、2以上が1例であった。局所進行/遠隔転移:13/32例、頭部/体部/尾部:23/13/9例であった。肝転移は23例、肺転移は8例、腹膜播種は9例に認め、転移臓器数2以上は16例に認めた。
測定可能病変を有する42例のうち、partial response(PR)5例、stable disease(SD)22例であり、奏効率12%、病態制御率64%であった。Progression free survivalは151日(95%信頼区間:88日―186日)、overall survivalは284日(95%信頼区間:216日-not reached 日)であった。局所進行例ではPFSは186日(95%信頼区間:56日-not reached 日)及びOSは470日(95%信頼区間:169日-not reached 日)、遠隔転移例ではPFS113日(95%信頼区間:86日-172日)およびOS242日(95%信頼区間:172日-not reached 日)であった。探索的に1コース目のGrade3以上の好中球減少の有無で治療成績を検討したところ、PFSは171日対113日とGrade3以上の好中球減少を認めた群で延長する傾向があったが有意差はなかった(p=0.3137)。
結論:
実臨床におけるgemcitabine+nab-paclitaxel療法は有用である可能性が示唆された。

キーワード

臓器別:膵臓

手法別:化学療法

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