演題抄録

デジタルポスター

開催概要
開催回
第55回・2017年・横浜
 

StageIII大腸癌術後補助療法におけるOxaliplatin併用レジメンの忍容性

演題番号 : P138-4

[筆頭演者]
松尾 久敬:1 
[共同演者]
中西 正芳:1、有田 智洋:1、村山 康利:1、栗生 宜明:1、庄田 勝俊:1、小菅 敏幸:1、小西 博貴:1、森村 玲:1、塩﨑 敦:1、生駒 久視:1、窪田 健:1、藤原 斉:1、岡本 和真:1、大辻 英吾:1

1:京都府立医科大学・附属病院・消化器外科

 

【背景】StageIII大腸癌術後の補助化学療法において、Oxaliplatin併用レジメンは大腸癌治療ガイドライン2016年版で推奨されており、また、JOIN試験により本邦でのmFOLFLOX6の忍容性が確認されている。今回、当院での大腸癌術後補助化学療法におけるOxaliplatin併用レジメンの忍容性に関して調査を行った。【方法】2007年6月から2015年10月に当院で手術加療を施行した大腸癌StageIII症例のうち、術後補助化学療法を行った193例について、Oxaliplatin併用群(64例)と非併用群(129例)での、有害事象、完遂率、長期成績について検討した。【結果】Oxaliplatin併用群のレジメンの内訳は、mFOLFOX6 16例、XELOX 48例、非併用群は、UFT/LV 105例、TS-1 7例、Capecitabine 11例、その他6例だった。Oxaliplatin併用群で、休薬(p<0.001)や減量(p<0.001) が有意に多く、その原因として、好中球減少(p<0.001)、血小板減少(p<0.001)、末梢神経障害(p<0.001) が併用群で有意に多かった。一方、完遂率については両群間での有意差を認めず、OxaliplatinのRDI (relative dose intensity)の 中央値は82.8%であり、良好な治療継続性を認めた。全生存期間や無再発生存期間については、両群間で有意差を認めなかった。【総括】術後補助化学療法におけるOxaliplatin併用レジメンにおいて、良好な治療継続性を確認できた。当院ではXELOXの忍容性に関して多施設共同での症例集積を進めており、引き続き検討を行っていく。

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:化学療法

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