演題抄録

デジタルポスター

開催概要
開催回
第55回・2017年・横浜
 

非黒色腫性皮膚悪性腫瘍における超音波検査を用いたリンパ節転移評価

演題番号 : P123-1

[筆頭演者]
村上 拓生:1 
[共同演者]
緒方 大:1、里村 英恵:1、柳澤 宏人:1、中村 晃一郎:1、倉持 朗:1、土田 哲也:1

1:埼玉医科大学・皮膚科

 

皮膚悪性腫瘍のリンパ節転移評価は、触診を始めとして超音波・CTなどの各種画像検査により行うが、原発巣が炎症や局所的な感染を伴う場合、転移と反応性腫大との判別がしばしば困難な症例を経験する。また癌種によってはサイズの増大があっても転移がない場合や、逆にサイズが小さくても複数の転移を来す場合も少なくない。今回我々は臨床所見から判別が困難であった非黒色腫性皮膚悪性腫瘍(non-melanoma skin cancer: NMSC)における超音波検査を用いたリンパ節転移評価の精度について検討し報告する。
対象は35例のNMSCで、領域は鼠径15例、腋窩10例、頚部10例。判定項目は縦横比、エコー輝度、血流信号、硬さとし、生検前の判定とリンパ節生検後の組織診断の結果の一致率を求めた。正診率は60%で、判定困難としたものが20%、転移無しと判定しながら微小転移が確認されたものが20%存在していた。
リンパ節転移評価は原発巣の状態やCTなど他の画像検査を組み合わせて総合的に判断する必要があるが、本報告では、癌種ごとの傾向や正診できなかった症例を中心に検討し報告する。

キーワード

臓器別:皮膚

手法別:診断

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